【ベース製作例】
まず石畳の元となる石膏の板を作ります。100円ショップで手に入れた浅めのトレイに石膏を流します。石膏を溶く際、墨汁を混ぜて色をつけておくと、後の塗装で塗り残しが目立たなくなります。
石膏プレートが固まったら適当な形に砕きます。
デコパージュなどに石膏を塗り、先ほど砕いた石膏プレートを並べます。
石畳より土の部分を2,3ミリ低くしておきます。
石膏が固まったら石畳の色を塗ります。土の部分は後からまぶす土でほとんど隠れますので、まぶす土の色に近い色を塗っておく程度でかまいません。
塗料が乾いたら土の部分に木工用ボンドをこってり塗ってください。幅広の平筆を併用するときれいに出来ます。石畳の隙間にもきちんとボンドが充填されているか確認したら土を多めにまぶしてください。(土は腐葉土など水分の多いものは避け、なるべく乾燥した木目の細かいものを使いましょう。)
1分ほど放置したら余分な土を落します。土の定着があまいところは指で押さえて馴染ませてください。木工用ボンドは乾くと透明になるのではみ出しはあまり気にしなくて大丈夫です。
最後に、抜き出しておいた紅葉もどきを木工用ボンドで一枚一枚貼り付けていきます。
お好みで汚し塗装やコケを描き込んだりして雰囲気を出せば完成です。
【紅葉もどきの作り方】
本物の紅葉を探したんですが、このスケールに合った物が見つからず断念。
そこでクラフトパンチという型抜きを使いました。画像の紅葉の他いろんな図柄があります。大きな文具店や手芸店で入手可能です。
紙は何でも構いませんが、和紙など繊維のしっかりした紙では輪郭がきれいに出ませんでした。
このままでは紙にしか見えないので色を塗ります。ベースに貼り付けてからの方が固定されて塗りやすいかも。線香を使って焦げ目を付けて“虫食い”表現を施したり、それらしくしてください。 |