プロ原型師育成講座についてのQ&A

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Q, 私は普段フィギュアの原型をデジタル(3Dデータ)で製作していますが当講座では対応してますか?
A, 本講座は石粉粘土「ニューファンド」を使っての原型製作を通じてプロ原型師になるための技術等を修得していただくのが主な趣旨です。
デジタル原型に必要なアプリケーションの操作法やTipsは本講座では学べないのでお役に立てるかわかりません。

Q, ワンダーフェスティバルなどのイベント参加経験の有無は合否に影響しますか?
A, ディーラー参加経験の有無は合否に直接は関係しません。
既に人気サークルだった場合、プロ講座を受講するのではなく ワンフェス参加を続けた方がメーカーさんの目に留まったりなど プロ原型師になる可能性があるので、 ワンフェスの参加経験の有無を確認させてもらっています。
ディーラー参加の経験が無いから受講不可ということはありません。
ただ、ワンフェスにはプロアマ含め多くの立体物が出展されているので 一般参加でも一度行ってみる事をお勧めします。

Q, 毎回の受講募集には大体何人くらいの応募があるのですか?
A, 10人前後です。

Q, 「マンガやアニメのキャラクターをモチーフにした作品必須」とありますが、ゲームのキャラや一枚のイラストのみのキャラをモチーフとした作品でも大丈夫でしょうか?
A, 自作品を観せていただくのは応募者の現在の造形技術を知るためです。
一枚のイラストやオリジナルのキャラクターでは、キャラに似せる技術が分かりづらいので
出来れば避けてください。ゲームのキャラクターはOKです。

Q, 募集要項が変更されたように思うんですが…
A, 2009年7月に募集要項を改訂しました。主に応募作品について変更しました。
応募作品について
■ご自身で製作した作品に限る
市販フィギュアの改造・塗装作品は不可
■マンガやアニメのキャラクターをモチーフにした作品必須
オリジナルデザインや自然物をモチーフにした作品のみは不可
■完成作品を1体以上必須
完成作品とは表面仕上げをしたサフ吹き状態もしくは塗装したもの
■ラフ・製作途中のみの応募は不可

完成していないラフ作品のみの応募が多く、応募者の技量等を判断しにくい為。
自分でデザインした作品ではキャラクターの再現度(スキル)が判断しづらい為。

Q, 何度でも応募できますか?
A, 過去に書類審査・面接で不合格となった方も再度ご応募可能です。

Q, フリーメールを使っての応募というものは可能なのでしょうか?
A, フリーメールではなくプロバイダメールでの申込をお願いしている理由は、
一、
冷やかしでの申し込みを避けるためです。
簡単にアドレス取得や変更・解約が出来るフリーメールは
匿名性や悪用が容易なため信用度が低いように感じます。
二、
合否通知や連絡のメールを出しても既に解約していたり、使わなくなっていたりで
返事が無い事があるためです。

三、
受講開始後、画像等データを添付したメールを送る事がありますが、
フリーメールの中には添付ファイルに対応していなかったり
容量制限でうまく送れない等のトラブルがあるためです。

上記理由からフリーメールでのお申し込みは禁止させていただいていますが、
それしかメールが無いようでしたら携帯メールやフリーメールでのお申し込みでもかまいません。

ただし、上記理由により連絡が取れない場合は
こちらに責はないとして対応させていただきます事
ご留意の上、お申込くださいますようお願いいたします。

Q, どんな目的でこの講座はやってますか?無料だし。すごく気になります。
A, 原型師になりたいけれどなり方が分からない、きっかけがない方に対し
プロ原型師になれるようサポートするのが本講座の目的です。
受講者にとってはプロになる術を身につけられるのがメリットでしょうし、
運営側としても本講座で実力をつけてもらって
どんどんプロになって活躍してもらえればこの業界も活気づきますし、
ギブアンドテイクで双方にメリットがあるんじゃないかと思ってます。
受講料無料についてですが、
文化教室や専門学校のように教える事自体がビジネスではないので
「教える」という行為で授業料などの金銭を受講者から貰おうとは思いません。
運営資金もそれほどかかりませんので今のところ何とかやっていけてます。

ただ、
主催者の私も原型を造って生計を立てていますので
講座の事をやっている時間は手が止まっており、その時間は稼げていない事になります。
今は作業の合間に本講座の事をやっていますが、
受講者が多くなると自身の原型製作に支障が出ますので受講者総数を絞っています。
現状は定員4,5名で受講者が卒業したりして欠員がでたら追加募集を行っています。

クローズドなのが怪しい、無料なので受講内容が中途半端じゃないのか
とのご意見もあろうかと思いますが
このスタイルで2002年から運営しており
受講者の幾人かはプロ原型師としてデビューもしています。

以上でご理解ご納得いただけたでしょうか。

Q, やめる人が多いのはなぜですか?
A, 受講中の事でしょうか?それともデビュー後の事でしょうか?
受講中やめる方の多くが音信不通によるので、なぜやめたのか理由は分かりません。
その他の理由としては
イベント活動が軌道に乗った・独自に仕事を貰えたなど本講座以外のチャンスを掴んだのでそちらを選択した方、
模型に興味がなくなった、模型業界とは違う業種に就職するなどの理由でやめた方
などがいます。

プロデビュー後、ヘビーゲイジを抜けた人は
仕事を通じて知り合ったメーカーさんに就職(社員原型師)したり専属契約したりしてヘビーゲイジを去った方、
ヘビーゲイジのサポートを離れ自立・独立した方、
プロ原型師になったもののそのあと別業種に就職した方、
などがいます。

Q, 書類審査の「応募フォーム」に「自分の作品(近作を数点、完成品・ラフは問わず)の画像を添えて…」とありましたが、作品を作ったことのない未経験者は応募できないのでしょうか…?
A, 自作品(の画像)をそえての応募は必須です。自作品を観せていただくのは応募者の現在の造形技術を知るためです。
本講座はプロ原型師になるための技術等を修得していただくためにやっていますので、基礎工作についてはおさらい程度しかやりません。
ある程度の工作技術が身に付いていないと講座期間2年でプロとしての技術を修得するのは難しいです。

まずは自己流で作品を何点か造ってみてください。
基礎工作技術はたとえ他人に教わったとしても上達しません。実際に手を動かして回数をこなし経験値を上げるしかありませんので…。
造形初心者を対象としたフィギュア教室もやってます。

Q1, 他県からの受講は可能ですか?
Q2, 一年間でどれくらいの費用がかかりますか?
A1, 可能です。基本的にはネットを介した通信教育がメインです。
A2, 受講料は一切掛かりません。本講座は無料です。ただし、講座で使用する道具・材料・資料等は各自で調達してください。

Q, インターネット環境が整っていないと受講できないのでしょうか?パソコンがなくても大丈夫でしょうか?
A, 本講座はインターネットを介した通信教育がメインです。パソコン・インターネットは必須です。

Q, 本講座は2年を目処にということですが講座は具体的には何月ごろから開始という形になるのでしょうか。
A, 特に決めておりません。受講者と協議の上、決定します。

Q, 受講中は工房に通っての直接受講も可能とのことですがこれは具体的には毎日工房に通って受講できるということでしょうか。
A, 毎日工房に通うことはできません。直接受講ですが今は週一回木曜日に行っています。
講座の基本はネットを介した通信教育です。工房での直接受講は作業の経過報告や画像では伝わりにくいことを聞く(教える)ために行ないます。
工房では私大西も含め日々原型師が仕事原型を製作しております。
毎日工房で直接指導していては仕事に支障が出ます。
本企画は大西の通常業務の合間に行なっていますので、学校のように毎日指導することはできません。

Q, 今年で35歳になるものですが、現在別業種の仕事をしているのですが、自分でも受講は可能でしょうか?
A, 本講座の受講期間は2年です。その後、原型師としてデビューできる保証はありません。2年後デビューできなかった場合、(30歳を過ぎてから)再就職先を探すのはとても困難ではという事から年齢制限をしています。
そういった諸々のリスクを承知の上でしたら25歳以上でも申し込みいただいてかまいません。
しかし、現在職のある方に原型師はあまりお勧めできる仕事ではありません。 原型師は毎月決まった収入や将来の保証がありません。 プロになるまでも大変ですが、なった後も大変です。

Q, 本講座の9/30締め切りに申し込んだものですが合否はメールで知らせるとあったのに本日10/20御社HPを拝見したところ、募集締め切りが更新されていました。これはどういう事なのでしょうか
不合格なんだろうとは予想できますが、何の説明もなしに締め切りが更新されているのは企業としてどうなんでしょうか
該当者がいなかった、もう少し募集してみる予定になったなど、知らせるべきではないでしょうか
いくら無料企画といっても、この対応は納得出来ません
個別の回答ではなく、公式ページでの回答を望みます
公式ページでの回答がないようであれば、そういう企業なんだと思う事にします

A, 合否の通知が来ていないことについて(2007,10.20 記入)
確認いたしましたところ、確かに9/30にお一人お申し込みがありました。
申し込み時のお名前とメールアドレスをお教えいただければ照合いたします。
9/30の申し込み締め切り後、書類審査の上、合否を決定し10/6PM10:00ごろ各申込者に対し個別に合否結果のお知らせメールをお送りしました。(メールの題名/Subject プロ原型師育成講座受講者募集について)

A, 何の説明もなしに締め切りが更新されているのは企業としてどうなのか について
今回10/20からの追加募集開始の経緯ですが、前回2名募集に対し書類審査通過者が1名でした。
それに加え、受講者1名が商業原型を担当することとなり講座を終了することになりました。
よって今回の募集枠を2名としました。
できればたくさんの方に受講していただきたいのですが、本講座は私の通常業務の合間に行っていますので、現状サポートできるのが3~4名が限度です。

ただいまトップページの『あらたに受講者1名が商業原型を担当することとなり、講座を終了することとなりました。』に『欠員が出たので追加募集を行います。』と加筆修正しました。

そちらに合否通知が届いていない理由として考えられるのは、
何らかの理由で受講申し込みがこちらに届いていない。
受講申し込みは届いたが、こちらのミスで申込者リストに加えられていない。
上記について今回の質問はペンネームでしたので確認ができません。できれば申し込み時のお名前とメールアドレスをお教えください。

申し込み時もしくはこちらのメール送信時のメールアドレスのタイプミスなど何らかの理由で合否通知がそちらに届いていない。
などの理由が考えられます。

A, いくら無料企画といっても、この対応は納得出来ません について
無料企画という事に甘えているわけではありません。真摯に対応させていただきます。

A, 公式ページでの回答がないようであれば、そういう企業なんだと思う事にします について
今回の件で不愉快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
この書き込みで当方の説明責任が果たせていない場合はお申し出ください。できうるかぎり対応いたします。

■追記/原因が分かりましたので報告いたします(2007,10.20)
合否結果のお知らせメールを送る際、アドレスの「_」を「 半角スペース」としてタイプしていました。
こちらの初歩的なミスでした。申し訳ございません。
他にもこのような事があるかもしれませんので、郵送による申込者には、郵送にて合否結果のお知らせをあらためて送る事にします。
今後については、メールアドレスの確認を取るなど、今回のような事が再発しないよう心がけます。

この度はこちらの不手際により、不愉快な思いやご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。

 

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